HP tx2にWindows8.1をインストール

HP TouchSmart tx2 Notebook [AMD Athlon 64 X2 QL-64(2.1GHz)]に、
Windows8.1 Pro 64bitをインストールしたのでメモ。

うちのtx2は[ NM541PA#ABJ ]というモデルで、

CPUはAthlon64なのにWindows Vista Home Premium SP1の32bitがプレインストールされている。


購入時にHP社のWindows7アップデートプログラム対象製品だったのだが、

32bitのOSからは32bitのOSにしかアップデートできないため、

やむなく32bitのWindows7 Home Premium SP1で使っていたのだが、

Windows8.1を導入するにあたって、せっかくなら64bitにしたいと思い、

クリーンインストールする事にした。


ただし、tx2はメーカーのWindows8サポート対象外なので、

Windows7を残しつつ、デュアルブートにする事に。

スポンサーリンク
まずは、BIOSをWindows7から最新のものにしておく。
http://ftp.hp.com/pub/softpaq/sp46001-46500/sp46499.exe

最新のBIOSは[ F.25 ]。


http://desertrain.sakura.ne.jp/souko/pc/hp_nm541pa/

↑ここを見て知ったのだが、最初にインストールされてるVistaか、

VistaからアップデートでWindows7にした場合、

C:\SwSetup というフォルダがあり、ここにドライバ類が入っているので、

フォルダごとUSBメモリにコピーしておく。


次に、Windows8.1をインストールするために内蔵HDDのパーティションを分割。

Windows7の純正機能でパーティションを縮小しようとしたら、

全然空き容量を確保できないみたいだったので、EaseUS Partition Masterを使用。

フリー版で機能は十分なので、窓の杜からダウンロード。

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/easeuspart/

EaseUS Partition Master Free 公式サイトはこちら。
https://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html

ここでの割当ては、どちらをメインに使うかによるが、

Windows7とWindows8.1をだいたい同じくらいの容量にし、

OSとは別に共有で使えるデータ格納用のパーティションを作っておいた。


ここまでしておいてから、やっとWindows8.1のインストール。

Windows8.1 Pro 64bitのインストールDVDからブートし、

Windows8.1用に用意したパーティションにインストール。

インストール手順は至って普通なので、ここでは割愛。


そもそもtx2でWindows8.1が使えるのかどうか分からなかったので、

スキップできる手順はスキップして、ネットにも繋がずインストールを終了。


一番心配していたマルチタッチが何の設定もドライバも必要とせずに使えた。

指によるマルチタッチも、ペンも問題無し。

さすがに10点タッチは対応していないが、2点でのピンチ・ロールが使えるだけでもOK。


Windows8.1純正のドライバだけで、普通に使えてしまうという事だ。

ありがたい。


ただ、Windows8.1の汎用ドライバでは画面が1024×768固定になってしまったので、

ATI Radeon hd3200用グラフィックスドライバをインストール。

https://www.4gamer.net/games/017/G001762/FC20110422001/
グラフィックスドライバは、[ Catalyst 14.4 Catalyst Software Suite ]

ついでに同ページにあるチップセットドライバ Catalyst 14.4 Chipset Driversもインストール。

インストーラが自動で再起動し、1,280×800になっている事を確認。


次に、tx2の独自機能をどこまで使えるようにするかだが、

ここで上記の[ C:\SwSetup ]からコピーしたUSBメモリの出番。

何が何のドライバなのかはこちらを見ながら。
http://desertrain.sakura.ne.jp/souko/pc/hp_nm541pa/


使うか使わないかは置いておいて、インストールしたドライバをリストアップしておく。

\SwSetup\Drivers\Audio
Realtek HD オーディオマネージャ

\SwSetup\Drivers\CIR
赤外線リモートコントローラのドライバ

\SwSetup\Drivers\Filter
USBにスピーカーをつける場合のオーディオノイズフィルタ

\SwSetup\Drivers\Misc2
Generic USB2.0 cardのドライバ

\SwSetup\Drivers\Misc5
AuthenTec Inc. AES1610(生体認証デバイスのドライバ)

Bluetoothドライバは
\SwSetup\Drivers\BTooth\setup では互換性が無いので
こちらから最新のドライバをインストール。


\SwSetup\Driversの中で、インストールしなかった・できなかったドライバ

Motorola SM56 Data Fax Modem
→ 使わないので問題なし

synapticsポインティングデバイス
→ 今までのインストールで既に入っているドライバの方が新しいみたい

Broadcom 4322AG 802.11a/b/g/draft-n Wi-Fi Adapterのドライバ
→ これのインストール中にエラー発生。無線LANが使えているなら入れない方が良い、入れるならHPのサポートにWin7 x64用のドライバがあるのでそちらから。


他にも何かあるが、正体不明の物は触らない方がいいかも。


次に、プレインストールプログラムのインストール。

\SwSetupをVistaから持って来たか
アップグレードしたWindows7から持って来たかで内容が違うので、
項目が無い場合はこちらからWindows7 64bit用をダウンロード


\SwSetup\CyberDVD
Cyberlink DVD Suite
(これをインストールしたら、Wondowsから[ .NET Framework ]のインストールを促される)

\SwSetup\MSMenu
HP MediaSmart SmartMenu
\vredist_x64\vredist_x64.exeを実行し、VisualC++2008をインストールてから、
HPMediaSmartInstallerx64.msiを実行
液晶画面右側にある、[〜]ボタンが使えるようになる。
初回は起動に失敗するが、次回以降は互換モードで起動する。

\SwSetup\MSWebcom
HP MediaSmart Webcom

\SwSetup\MSDVD
HP MediaSmart DVD

\SwSetup\LSSS
LightScribeシステムソフトウェア


残りは、上記URLからWindows7 64bit用プログラムをインストール

HP Quick Launch Buttons
→ 液晶画面の右にあるファンクション キーが使えるようになる

Digital Persona指紋リーダーソフトウェア
→ インストールはできるが、指紋リーダーを認識しないので設定きず

※Motorola SoftStylus(手書きによる文字認識ツール)はインストールできず

※Windows8はHP社のサポート外なので、HP社のアップデート関係のプログラムは必要無い。



とりあえずはこんなところでしょうか。

指紋認証だけ何とかならないかなー、と。


【追記】
Windows8純正のログインオプション内に『指紋認証』があって、
そっちは普通に指紋登録できたのでDigital Personaは削除しました。

【さらに追記】
Broadcom 4322AG 802.11a/b/g/draft-n Wi-Fi AdapterはWindowsのドライバでも一応使えますが、一部のWiFiでうまく接続できない事があったので、HPのサポートにあるWin7 x64用のドライバを入れました。

 
スポンサーリンク
同じカテゴリー(PC/Mac)の記事

コメントする

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。